本紹介!! 「さまよう刃」 東野圭吾作

           さまよう刃  

 

 

ストーリー

長峰の中学生の娘はある日祭りに出かけた。しかし、夜遅くまで帰ってこない。娘は3人組の未成年のグループに連れ去られ強姦されていた。 あまりのショックに娘は死に、その遺体を未成年達は遺棄する。 それを知った父長峰は復讐するために犯人のうちの一人を殺す。その後もとまることなく復讐は続く。一体何が正義なのか?

 

感想

正直めちゃくちゃ胸糞悪いです。法律によって未成年は人を殺しても刑務所ではなく少年院に入れられます。誰も裁けません。そのことを踏まえて、娘を殺された父のことを考えると理解できなくもないです。 皆さんも読んでいくうちに涙が出てくると思います。

 

面白い場面

父が犯人のうちの1人を殺す場面です。絶大な怒りの感情が殺意に変わり、娘を殺された被害者だった父が凶悪犯となってしまう場面でもあります。本だからこそ伝わる狂気を感じました。

 

この本は海外でも人気だそうです。それくらい話が重く、虚しいと思います。是非読んで下さい。

 

読んで頂きありがとうございます。